家庭でできる結婚指輪のお手入れ方法
先週まで比較的過ごしやすい日が続いておりましたが、郡山も本日からまた寒くなってくるようですね
夕方には雪が降るようですので、皆様帰り道など気を付けてお帰りください。
さて、結婚指輪というものはファッションジュエリーとは違い24時間365日付けている方がほとんどです。
やはり時間の経過や使い方によっては、輝いていた指輪にもだんだん傷が付いてしまいくすんでしまいます。
実は、男性と女性で指輪に傷がつきやすいポイントというは違ってきます。
女性の場合
家事の中でも洗い物をするときなど陶器やフライパンなどに知らず知らずのうちに指輪が当たってしまい、指輪のおなかの部分に細かな傷がついてしまう場合がございます。
そのほか、メイクや肌のお手入れなどをしているときなども化粧水などの油分により、貴金属や宝石などに油膜がはってしまい輝きが落ちてしまう場合があります。
男性の場合
女性よりも力が強い分、重いものを持った時や運動しているときなど指に力が入り、傷がついたり変形してしまいます。
ですので、普段から洗い物や重いものを扱う作業、スポーツなどをする時だけでも、指輪を外したり手袋をされたりするだけでも傷がかなりつきにくくなります。
一般的な傷がつきにくい貴金属はプラチナ、ゴールド、シルバーの順になりますが
プラチナにも純プラチナ、Pt900などそれぞれに種類は様々です。
純プラチナ、純金、純銀のように混ぜ物がない場合、柔らかく傷が付きやすく、変形しやすいので
装飾品としての強度を持たせるために混ぜ物をしています。
ゴールドも24金~10金までと純度はさまざま、そしてカラーもピンクやホワイト、イエローやグリーンなどの種類も多いですので
それを踏まえると一概にプラチナが一番傷が付きにくいとは言えません。
ただ、わたくしの「かざりや」としての感覚ですとK18ピンクゴールドが一番硬く感じます。
硬いため、他の素材に比べ、ちょっとしたサイズアップにも一苦労します。
また、製法によっても強度は変わってきます。
鍛造の場合、貴金属を何度も圧縮して成形しますので傷がつきにくくなります。
鋳造の場合、貴金属を溶かして流し込みますので、一度溶かされる分、鍛造よりも傷はつきやすくなります。
このように素材や製法によって傷のつきやすさは大きく変わってきますが
だからといって、一番硬いものは日常生活で傷が付かないわけではありません。
日常生活には貴金属よりも固いものはたくさんありますので、やはり傷が付きやすい作業をする時だけ指輪を外していただくことが一番おすすめします。
それでも傷ついてくすんでしまった場合、家庭で出来る簡単なお手入れ方法がございますのでご紹介します。
家庭で使っていない柔らかい素材を使った歯ブラシなどに歯磨き粉を少量付けて、カシャカシャカシャっと軽く磨いてあげてください。
あとは、家庭用のハンドソープなどを使い洗い流すだけです。
一般的に販売されていますシルバークリーナーなどの布には研磨剤が含まれておりますので、
それと同様に研磨剤が含まれております歯磨き粉で磨けば表面の油膜などがきれいに除去され輝きは戻ってきます。
それでも深い傷などは消えませんのでkazariyaYuiにお持ちいただければ10~20分ほどでクリーニングが可能です。
まるで新品のようなきれいな輝きを取り戻します。
kazariyaYuiで結婚指輪をお作りした方は、半永久的アフターフォローでクリーニングなども無料で行っております。
詳しくはアフターフォローをご覧ください。
また、気を付けていただきたいのは、クリーニングというのは指輪の表面を薄く削ることによって傷を消す方法となります。
例えば、一か所深い傷があったりすると、一番深いところまで削って傷を消しますので、
それを何度も繰り返しますと指輪の厚みがだんだん薄くなってしまいます。
それにより、表面の傷はキレイになりますが歪み易かったりなどの支障も出てきますので気を付けてください。
やはり一番は普段から、傷が付きやすい作業をするときは、指輪を外す習慣をつけることが指輪をきれいに保つ秘訣になります。
目安としては1~3年に一度行事ごとの前などに簡単なクリーニングを行うことをお勧めします。
おふたり同様に結婚指輪もいつまでも新婚当初のように輝き続けることを心より願っております。
結婚指輪のオーダーメイド「kazariyaYui」 福島県郡山市